2017年8月13日日曜日

8月13日 続(ぞく)っ

「8/11 山の日 」の続き
まだお読みでない方はそちらからどうぞ
それではお付き合いください



何もしなくていい贅沢な時間を満喫したらあとは寝るだけ。
あらかじめ目星をつけていた車中泊ポイントへと移動であります。
そこの近くには観光名所にもなっている大きな吊り橋があって、すぐ隣は公衆トイレ。その先は林道が始まるような所なので交通量も無いに等しい。街の明かりも気になることなく一晩休むにはうってつけの場所なのです。車を停めてから周りを見渡して大丈夫そうなことを確認したら、広いとはいえない後部座席に移動して少しでも落ち着く体勢を探すと昼間の疲れもあってスーっと眠りについたのであります。
どれくらい時間が経っていたでしょうか、さすがに寝心地の悪さに意識が戻りはじめて、寝るでもなく起きるでもなくを行ったり来たりしながら寝袋ごと膝を抱えるように横になっていると車の前を横切る人の気配を感じたのです。
「歩道の入口に半分かかるように停めちゃったからな〜」なんて寝惚け眼でおもいながらもシカトを決め込んでいたら、その人影は車の前から半周して僕の寝ている後部座席のほうに回り込んできたのです。
ちょっといやだなと思った瞬間、シャシャ、シャシャーッ!寝袋越しに僕の肩をおもいっきり揺さぶるのです。まさに飛び起きるとはこのことで、いったい何がおきたのか?ただ、間違えなく僕の左肩には両手でわしづかみにされた感触が残っています。
車のドアは閉まってる、ロックも掛かってる、窓も閉まってる…
車内から外をみても誰も居ない…
取り乱しながらも必死に状況を確認するもその場から離れることで精一杯でした。

後で調べて分かったことは、その吊り橋から飛び降りがあったらしいということと、近くに牛首とつく地名があるということ。

それとも…生き霊か
→お後がよろしいようで